2012年5月3日木曜日

(1451)スーチー議員が始動

  NLDのスーチー党首ら38人が2日国会議員に就任し、国政への一歩を踏み出した。国軍と民主化勢力の対立が20年以上続いたミャンマーは、国会で与野党が国民和解や経済改革などを議論する新しい時代に入った。国会の実質的審議は次回会期の始まる7月からとなる見込み。NLDが得た議席は、宣誓式に欠席した3人を含めて両院合わせて41、議会の最大野党勢力であるが、全議席(定数664)の6%に過ぎず、他党との連携、さらには軍との協力を模索することになろう。NLDは憲法改正を掲げ、政権与党と対立する可能性もある(以上概要)。数日前から問題であった宣誓文の中の「憲法を順守する」との文言は、結局政権側と妥協して宣誓したようだ。スーチー氏は「柔軟さこそ、暴力なしで私たちの目標を達成する唯一の方法だ」と述べたという。

2 件のコメント:

  1. スーチーさんのいう「柔軟性」の選択は、良かったですな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    さすがスーチーさんですね。というか、今回は、民衆の声が「柔軟性」を後押ししたようです。スーチーさんは日本の自民党総裁を兼務したらどうかしら。(N)

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