2012年5月5日土曜日

(1453)第三国定住と公明党

  第三国定住に関する意見がいろいろ取りざたされているが、公明党はどうであろうか。旧聞だが、4月17日の公明新聞に以下のような記載があった。パイロットケースは3年間で90人を受け入れる計画で始まったが、第1陣5家族27人、第2陣4家族18人、第3陣は2家族10人で、当初目標の6割程度にとどまる。この間、様々な課題が浮かび上がっている。最大の問題は言葉の壁で、第1陣の2家族はこの問題を理由に離脱。来日後、日本語や社会適応指導、職業相談など膨大なプログラムを受講するが、習得は困難であり、研修期間の延長、地域社会での継続が必要。より重要なのは、自治体やNGOなどによる「内なる国際化」の盛上げで、「多文化・多民族共生」への取り組みだ。他国からの「難民鎖国」の蔑称を受けないよう、難民政策の拡充が必要。

2 件のコメント:

  1. 色々と課題が多いことと思うけど、日本語の習熟は必須なので、最初の適性試験で、「日本語への適応能力」で峻別する必要がありますな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    彼らの大部分はカレン族であり、現地ではカレン語を使いますが、ビルマ語も理解できません。まして日本語は全員理解できません。すべて1からのスタートです。そのような状況ですので、短期間の日本語学習だけでは全然無理です。このことを理解できなかった日本政府に、憤りを感じます。(N)

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