2012年5月20日日曜日

(1468)両新聞社に質問してみた

  昨日のブログで、米国のミャンマーへの投資は、朝日は「全分野解禁」とうたい、日経(電子版)は「制裁継続、大統領令を1年間延長」」と打ち出しており、その差の大きいことを取り上げた。まあ、細かい記事内容を見比べると大差はないようにも見えるが、問題は見出しの表現。内容を確かめるため、両新聞社の「読者相談室」的な部署に電話をしてみた。朝日の担当者は、丁寧な口調で、「第1報と考えてほしい、続報で説明する」という。日経のほうは「すでに続報が出ている。19日の朝刊を見てほしい」という。その朝刊を購入して読むと、見出しは「米、ミャンマー投資解禁」、「ドル送金再開の可能性」、「日本企業にも追い風」とあり、小さく「製品禁輸残る」と。結局は電子版での行き過ぎを修正する形での続報だ。新聞の場合は「続報」で修正が効くから楽だ。

3 件のコメント:

  1. なるほど。
    今まで余り気付かなかったけど、「続報」で修正できるんですな。

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  2. K.a.さん
    新聞の場合、人物名の間違いなどは、「訂正」が小さく出ますが、大きな記事の誤りの場合は、「続報で修正する」と公言してます。ずるいと思いますが、まあ仕方ないか。

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  3. 報道関係での「生活の知恵」ということですな。よく分かりました。
    K.A.

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