2012年5月25日金曜日

(1473)ミャンマーでのデモ行進

  共同通信によれば、21日と22日のマンダレーでのデモ行進は、それぞれ千人近くが参加した。警察当局は、22日NLDの党員を含む約15人を拘束して訊問したという。マンダレーでは、昨年11月にも、僧侶ら数百人が政治犯の釈放などを求めて抗議活動を起こしたが、このときは当局は静観していた。今回のデモ参加者は、頻発する停電に抗議して、ろうそくなどを持ち寄り、地元の電力局前に集まった。ミャンマー国内に建設したダムなどから得られる電力の多くを自国に供給する中国に抗議して、「中国よ、我々の電気を返せ」とのプラカードも見られた(以上概要)。サフラン革命のときは、車の燃料費の高騰が、そして、今回は電力不足がきっかけとなっている。そして今回特に注目されるのが「中国批判の叫び」だ。しかしデモはルールに従う姿勢が望まれる。

2 件のコメント:

  1. 無届けデモはいけませんな。
    アウンサンスーチーさんは、目下のところ、静観しているのかな?

    返信削除
  2. K.A,さん
    スーチーさんは、法の統治、国民和解、憲法改正の三つを叫んでいます。法律に基づく行動を目指しているはずですが、今回のデモに関してはわかりません。

    返信削除