2012年5月4日金曜日

(1452)ミャンマー消えるケシ畑

  5月4日の朝日には、標記の見出しのほか、「政府14年までに麻薬根絶」、「収入源失う農家」などの見出しが並んでいた。麻薬の原料となるケシの生産が世界第2位のミャンマーで、同国政府がケシ畑の根絶に向け本腰を入れている。主産地だった少数民族地域で武装勢力との停戦が進み、取締りの手が入りやすくなったためだ。国連は、生産の糧を失った農家への食糧援助を通じて後押しする方針。潘基文国連事務総長は現地を視察した。国連薬物犯罪事務所によると、栽培面積の大半が集中する同州では、この1年で3分の1以上の畑が消えた。ミャンマー政府は、2011年半ばに全土で4万3千㌶あったケシ畑のうち、2万3千600㌶を根絶したと成果を誇る。国連は20年以上麻薬対策に取り組んだが失敗続きだった。兵士の社会復帰などが必要という。

2 件のコメント:

  1. 漸く、麻薬根絶対策が進んでいる様子。
    課題もまだまだ多いことと思われるけど、根絶できるまで、努力してほしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    今までミャンマー政府は何回も麻薬根絶を訴えていますが、その都度前と同じ状態に復帰してます。麻薬を購入する世界組織がある以上、当面、根絶は無理でしょう。日本の場合、やくざは根絶できないでしょう。(N)

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