2013年4月7日日曜日

(1790)スーチーさん来日 ヒロインが背負う重い現実

  4月7日の朝日(ザ・コラム)欄。今日日比谷公園で多くの在日ミャンマー人が集う。彼女は13日に来日、東京で大規模な歓迎式典があるが、歓迎の輪に背を向ける人たちもいる。カチン民族機構(日本)のメンバー約280人は、式典に出ないと決めた。北部カチン州で一昨年6月、政府軍が17年続いた停戦を破り、自治組織を攻撃した。彼女はこの事態に言及していない。歓迎の輪に加わりたくてもかなわぬ人たちもいる。ロヒンギャ族だ。政府はロヒンギャ族を不法移民として国籍を与えていない、暴動をきっかけに仏教徒やビルマ族は、彼らに強い拒絶反応を示す。彼女が政治の世界に足を踏み入れたことで、かつての同志から、「落胆」や「失望」の声も上がる。銅山開発問題では、住民から怒声を浴びた。理想を実現するための隠忍自重の毎日かもしれない。

2 件のコメント:

  1. スーチーさんにとって、隠忍自重の日々が続きますな。
    早く実権をとって欲しい…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    まさにその通りです。これから「大統領」を目指すには、優秀な参謀が集まるか否かが大事でしょう。
    ミャンマーで政治家は軍人しかいませんので。

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