2013年4月4日木曜日

(1787)チョーチョーソーさんの記録映画

  東京の在日ビルマ人の中で、チョーチョーソーさんを知らない人はまずいない。彼の14年間の記録が映画「異国に生きる」となり、3月30日から東京の「ポレポレ東中野」で一般公開される。監督・制作は土井敏邦氏、4月3日の夜のNHKBS1でも紹介された。またこのブログ(1778)でも紹介した。土井監督は、日本でのチョーチョーソー氏の生き方の「まっすぐさ」に驚いたという。彼は自分のためだけに生きることもできるが、一番大切なことは「他人の痛みを感じ取ること」、「ビルマで暮らす同胞たちは自由も豊かさもない、自分だけそのチャンスを独り占めすることはできない」。単なる記録映画ではない、日本人が自身の生き方を映し出し、自らに問いかける(写し鏡)なのだ。離れ離れになった妻(ヌエヌエチョーさん)や、年取った父上との再会シーンがすごいと聞く。

2 件のコメント:

  1. 両国間を自由に出入りできる日が、一日も早く来ることを祈ります。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    在日ビルマ人のリーダーは群雄割拠、というかバラバラであり、一本化する気配はありません。
    この中で、チョーチョーソーさんのカリスマ性が少しずつリードしている感じ、
    一方NLDはスーチーさん直属であり、これまた優位。少なくとも在日ミャンマー人の間では、一本化を進めてほしい。

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