2013年4月13日土曜日

(1796)社説:スーチー氏来日 民主化を促す支援こそ

  4月13日の朝日社説。NLDの党首スーチー氏が今日、外務省の招待で27年ぶりに来日。軍事政権に計15年間も自宅軟禁されながら、獄中の同志とともに、民主化を訴え続けたその不屈の闘いに敬意を表したい。軟禁解除から2年5か月、民主化の象徴として各地で大きな注目を集めてきた。一方、1年前に下院補選で当選して以来、政治家として困難な現実に直面し、批判も聞かれる。例えば、少数民族問題への消極的な対応、銅山開発の問題で現地からの怒号、軍人参加の式典で「軍が好きだ」との発言、イスラム教徒と仏教徒との騒乱など。忘れてならないのは、軍政時代日本の政財官界は、欧米に比べて民主化勢力への支援に消極的であった。いま日本は、企業進出を競っている。国民の生活レベルを高め、民主化を後押しする支援に知恵を絞ろう。

2 件のコメント:

  1. 政治の道は厳しいけど、、スーチーさんは大政治家になってほしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    最近スーチーさんは大統領になることを公言しています。2015年の選挙に勝ったとしても、スーチーさんは大統領にはなれない仕組みがあります。それまでに憲法改正を実現する意気込みのようです。しかし今の憲法は、国民投票で90%以上の民意で賛同されています。壁がいくつもある感じです。

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