2012年3月22日木曜日

(1409)キンニュン元ミャンマー首相単独会見

  22日の朝日には標記の見出しとともに、「スーチー氏出馬歓迎」、「政権見極めには時間」、「孫に会えず辛かった」、「軟禁生活7年以上」の見出しが並んでいた。ミャンマー軍政首脳として民主化に取り組みながら、2004年に失脚し、今年1月まで自宅軟禁されていたキンニュン元首相(72)がヤンゴン市内の自宅で朝日新聞と会見、大統領は誠実で信頼できるが、政府は異なる人びとの集まり、そのあたりを見る必要がある」と述べ、見極めるには時間が必要との考えを示した。また、今後は政党政治に関わることはないと政界復帰を否定。同居していたのは妻と娘と娘の子供2人、娘の夫はまだ刑務所にいる(以上)。彼は軍事政権の中でも民主化推進派であり、民政移管への七段階の手順を発表するなど、国民の信望も比較的厚かった。動向に要注意だ。

2 件のコメント:

  1. 「…大統領は誠実で信頼できる…」とは、よい発言。そのようになりますように!
    K.A.

    返信削除
  2. k.a.さん
    彼は72歳で政界再進出を否定してますが、あるいはスーチーさんと組むかもしれませんね。台風の目玉であることは間違いありません。

    返信削除