(2009年7月13日)
昨日ビルマの友人から「私の人生、これなに?絶望の深き淵より」という一冊の小冊子を戴いた。副題は「在日難民たちの証言」というもの。 著者は雨宮剛/エルダル・ドーガン。雨宮氏は青山学院大学名誉教授、266頁、2006年5月発行(自費出版)、頒布価格千円。内容は各国難民10人の証言と、13人の日本人支援者の難民に対する想いが綴られている。難民10人のうち2人のビルマ人、アウンゾーウインとアウンミヤッウインの証言も掲載されている。二人の見出しを抜粋すると、「不法滞在だから帰れ」、「入管職員の話一切信用できない」、「どんな書類にも絶対サインするな」、「入管は動物園、難民は動物」、「日本人だけが人間じゃないよ」、「奴隷の値段と同じ保証金という代物」、「ぼくの失われた2年誰がその補償を」、「入管は刑務所であってはならない」、「38回のインタビューに打ち勝つ」と続いている。
なかなか深刻な内容ですな。ともかく、絶望の淵より、断固として這い上がって欲しい!
返信削除K.A.
k.a.さん
返信削除本書に登場しているビルマ人の一人は、いまも私と親交があり、現在関西の大学で法律を勉学中。絶望の淵より這い上がった一人でしょう。当時と比べると最近の入管行政はだいぶ改善されている気がします。(N)
なんともショッキングな見出しですね。
返信削除ところで入管では職員を収容者に「先生」と呼ばせるとは本当ですか???
入管では職員を先生と呼んでいるのは事実です。呼ばせているのか、ある人が先生と呼んでいるのを聞いて後からついつい呼んでいるのかは分かりません。職員達の名前は公表していないので先生と呼ぶしかないかも。。。。。。。。。
返信削除入管収容所経験者
stさん
返信削除事実ですね。担当官の名前は一切教えませんので、「先生」が一番無難な敬称かも。もっともstさんも、私も先生って呼ばれますね。先生って言う敬称は大したことないですよ。(N)
入管収容所経験者様
返信削除コメントありがとうございました。これからもよろしく。(N)