2009年7月11日土曜日

(426)ビルマ今週のニュース(27)

(2009年7月11日)
  BURMAINFOからのニュース27号から抜粋。 ★スーチー氏の裁判は証人を巡る高裁と最高裁が判断を下す間中断していたが10日に特別法廷でスーチー氏側証人が証言する予定、弁護団は8日にスーチー氏に国連事務総長の訪問を伝えたが、コメントはなかった由。 ★パン国連事務総長が3・4日ビルマを訪問、タンシュエ議長らと会談したが、民主化改革に向けた動きに直接つながらず、スーチー氏との面会はタンシュエ議長に阻まれた。NLDとの会談もわずか10分でNLD側は不満を表明した。 ★新モン州党のナイフンサー幹事長が来日、8日に中川正春衆議院議員らと懇談、軍政は新モン州党に総選挙の実施に協力するよう要請したが、新モン州党は新憲法の内容が改善されない限り総選挙への支持も参加もしないと表明、内戦が再発するかもしれないと警告した。(注:8日私は同氏と入管で面談した)。

2 件のコメント:

  1. パン国連事務総長は、今後は、毅然とした態度で軍政側と折衝しないと、世界中から批判されるようになるのでは…?
    K.A.

    返信削除
  2. k.a.さん
    国連事務総長による訪問は、最終交渉を意味しており、今回の失敗は世界各国が大きなダメージを受けたことになります。ビルマに対して今後国連がどう動くのか注目しましょう。(N)

    返信削除