2012年6月17日日曜日

(1496)スーチー氏 平和を目指し旅を続ける

  今朝の朝日には表題の見出しのほか、「21年後のノーベル平和賞演説」、「政治犯の釈放訴え」、「授賞 民主化の支えに」という見出しが並んでいた。ミャンマーの民主化運動指導者アウンサンスーチー氏(66歳)が16日ノルウエーの首都オスロの市庁舎で、1991年に授与されたノーベル平和賞の受賞演説に立った。「完全な世界平和の実現は到達できない目標だ。でも、私たちは救いの星に導かれる砂漠の旅人のように、平和を目指して旅を続けなければならない」と訴えた。またミャンマーの現状を前向きに捉えた上で「釈放されていない無名の囚人(政治囚)がたくさんいる」として早期の釈放に向けて政権に圧力をかけるよう呼びかけた。1901年に創設されたノーベル平和賞は今まで101人と20団体が受賞、圧政などで授賞式に出られなかった人は5人。

2 件のコメント:

  1. 未だ釈放されていない政治囚が沢山いるとは、大へん問題ですな。
    スーチーさんの演説が、この問題解決の切っ掛けになりますように!
    K.A.

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  2. K.A.さん
    政府側とスーチーさん側で、政治囚の定義が違っているようです。まず定義を明確にしたうえで、名簿を突き合わせるのが良いと思います。(N)

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