2013年3月31日日曜日

(1782)宗教衝突 ミャンマー不穏

  3月31日の朝日。見出しは標記以外に「仏教徒とイスラム教徒、相互不信」、「仕事戻れない」、「仕返しが怖い」、「民主化の基盤崩す恐れ」と並ぶ。ミャンマー中部のメイッティーラで、20日、仏教徒とイスラム教徒の住民が衝突し、死者43人、軍の小隊が各所に配置されている。メイッティラーは、英国侵略以前からインド系イスラム教徒が定住しており、人口28万人中1万3千人。この事件で焼かれた千戸の大部分はイスラム教徒の家かモスク。この事件をきっかけに、暴動が国内各地に飛び火中。30日付の国営紙によると、20日に起きた暴動は中、南部の計15か所に拡大、ヤンゴンでも襲撃の噂が流れるなど、不穏な空気が広がる。仏教徒によるモスク襲撃が拡大すれば、過激なイスラム勢力が台頭する恐れがある。一市民は「軍が統治すべきだ」との声も。

2 件のコメント:

  1. 深刻な事態!
    当然、「戒厳令、軍隊出動すべき」と思うけど…。
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    日本に宗教対立ってあったかしら。オウム真理教によるテロ事件はあったが、宗教対宗教の対立ではなかったと思う、日本には結構たくさんの各派宗教が存在しているが、まあ何とか収まっていたようだ。
    今回の事件で、戒厳令、軍隊出動はやむを得ないが、軍政復活待望論につながると嫌だ。

    返信削除