2013年3月12日火曜日

(1764)「第三国定住に関する政府資料」

 3月8日、「第三国定住による難民の受入れに関するパイロットケース実施の具体的措置について」が、内閣官房から発表になった。第三次募集の際、応募者ゼロという恥ずかしい結果を受けての政府の対策である。主な内容は以下の通り。◇1回30人(家族単位)で5年連続実施、◇対象キャンプ数を5か所に拡大、◇入国半年ごとに日本語能力、生活状況等を調査する、◇定住支援策等に関する広報活動の実施、◇タイでは3~4週間の出国前研修(日本語・生活習慣等)を行う、◇入国後1週間程度宿泊施設で生活、安全面の教育を行い、食料、衣料品等の支援を行う、◇各種定住支援プログラムを講ずる(180日間)、◇定住支援施設退所後6か月間は職場適応訓練の受講など各種の支援を行う、◇この6か月経過後は、職業相談、日本語学習支援などを行う。

2 件のコメント:

  1. 幸いにして応募者があった場合、政府には受入れ自治体との緊密・懇切な連携をお願いしたいですな。
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    その通りですね、ただ日本側の対応のまずさが現地に伝わっており、希望者がいるか否かがまず心配です。
    希望者が来日した時は、在日ミャンマー人も歓迎できるように、すべて「オープン」にしてほしいです。

    返信削除