2013年3月13日水曜日

(1765)ミャンマー・ニャントゥン副大統領単独インタビュー2編

  朝日3月12日夕刊及び13日朝刊。12日の方は「日本もパートナーに」、「南部開発参加に期待」という見出しが、また13日の方には「日本の投資・技術に期待」、「民主化や国民和解に自信」との見出しが並ぶ。アジア有数の経済物流拠点化を目指す南部ダウェイの巨大開発事業について、懸案だった資金受け入れの仕組みを整えたことを明らかにし、日本の積極的な参加に期待を示した。総投資額5兆5千億の大事業で、基盤開発はタイのITDが請け負ったが、資金集めが難航し、実現が疑問視され、新たにタイ・ミャンマー両政府が投資会社を立ち上げ、日本に参加を呼び掛けたもの。なお副大統領は「民主化や国民和解を成功させる自信がある」、「少数民族側が望む憲法改正をしなくても和解は可能」、「国軍が政治に関与する体制は、当面必要」と述べた。

2 件のコメント:

  1. 副大統領も、積極的民主化ということで、頼もしいですな。
    少数民族側との和解は、早く実現してほしい。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    民主化に比べて、少数民族との和解は、はるかに困難な事業です。イギリス統治時代は、一部の少数民族が優遇されていたのに、独立後はビルマ族が優位な立場となり、民族融和が進みません。今後相当な時間が必要でしょう。

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