2012年4月26日木曜日

(1444)首脳会談 メコン域支援合意

  野田総理は、21日、コン河流域5か国(タイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー)の首脳と会談、「東京戦略2012」として過去最大規模の支援を約束した。即ち、途上国援助(ODA)で3年間に約6千億円を投入し、日本企業の進出を後押しする。対象となる事業総額は2兆3千億円に達する。特にダナン~モーラミャイン間、ホーチミン・ブノンペン・バンコク・ダウェイ間の東西を貫く二つの物流ルートづくりに力を入れ、高速道路や橋などの交通インフラ整備によって域内の「連結性」を高め経済成長を後押しする。ミャンマーには港湾開発など12案件を支援。そのほか、昨年のタイの洪水などに関連して、災害リスクの軽減や、エイズ・マラリヤなど感染症対策などへの協力強化も明記(以上概要)。以上の支援は中国の進出に対抗する策と考えられる。

2 件のコメント:

  1. 「トングー・ロード」の例があるように、我が国からのインフラ整備は、大いに期待されるでしょうな。
    野田総理もなかなか頼もしい…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    最近中国が伸びていますが、日本のインフラ整備も大したもの。頑張ってほしいですね。(N)

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