2012年4月22日日曜日

(1440)ミャンマーへの円借款再開表明

  21日、テインセイン大統領と野田首相が東京で会談、首相は25年ぶりに円借款の供与を再開する方針を伝えた。円借款の延滞債権約5千億円のうち約3千億円を2段階で放棄することも確認、民主化と国づくりを支援する。共同文書は、円借款を含む途上国援助(ODA)を①国民の生活向上への支援、②人財育成、③インフラ整備の3分野に拡充すると明記。ヤンゴン近郊のティラワ港周辺の開発について、日本が基本計画を作る覚書も交わした。欧米各国がミャンマーとの関係改善に動く中、先進国では最初に同国の延滞債務問題を解決する。ただし1年後に民主化の進み具合を見極めたうえで、免除手続きに入るとの条件を付けた(以上概要)。大統領来日は28年ぶり、今回の歴史的な首脳会談によって、両国の友好関係がさらに改善されることを祈る。

2 件のコメント:

  1. 三十人の志士を思い出したのは私だけでしょうか?^^;

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  2. stさん
    三十人の志士の中には、建国の父アウンサン将軍もいれば、最貧国に陥れた元凶、ネーウインもいます。ネーウインの末路を知っているタンシュエは、二の舞を演じないよう上手に演じてるみたい。(N)

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