2012年4月6日金曜日

(1424)ミャンマー 進む改革路線

  ミャンマー関連の大型記事が続いている。4月5日の朝日朝刊には、ミャンマー上院議長のキンアウンミン氏の談話が掲載され、「スーチー氏を始めNLDの国会入りを歓迎する」、「民主化改革にはブレーキをかけない」、「憲法は時期と条件が整えば変えることができる」、「国軍枠も国民が望むならいつかはなくなるだろう」と述べている。一方、英国の人権活動家ベネディクト・ロジャーズ氏(「ビルマの独裁者タンシュエ」の著者)は「権力者は『アラブの春』で独裁者の末路を見ており、改革路線を容認するほうが身の安全と判断したのだろう」と。同日の夕刊には、「クリントン米国務長官がミャンマー制裁の緩和を表明」、「企業の投資を一部解禁」など発表、中国と密接な関係を保ってきたミャンマーに対し、米国としても一定の影響力を保つ狙いがあるとみられる。

2 件のコメント:

  1. ミャンマーの民主化は、いよいよ現実味が出てきましたな。徐々ながら着実に、成果があがりますように…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    あれよあれよと言ってるうちに、ミャンマーの大胆な民主化はどんどん進んでいます。日本の政治もこうあってほしいですね。鳩山さんには毎回がっくり来ますね。(N)

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