2009年3月18日水曜日

(311)きょうは割りと静かな水曜日

(2009年3月18日)
  きょうは毎度お騒がせの水曜日、午前中所用を済ませてから12時に品川入管に着く。面会は1日10名が限度、現在ビルマ人女性は10名いるので全員に面会できた。入管側の意向で4人、3人、3人の3組に分けて各10分ずつ、一人当たりにするとせいぜい2-3分の短時間面会だ。10人の希望や質問等をメモして面会室を出ると、旧知の法律家に会う。彼は例のフィリピン人親子の担当弁護士はやり過ぎだという。最高裁で結論が出ているのに情に訴えようとしているとの意見だ。それには私も反論した。たまたま今朝の読売の投書欄には賛否両論が出ていた。法か情か実に難しい。帰宅途中、ビルマ人男性から電話が入り保証金のない男性を助けてほしいとのこと、私自身10人以上の保証人を引き受けており無理と返事、辛かった。さらにその後、きょう面会した女性の従兄弟から様子を聞いてきたので状況を説明した。

6 件のコメント:

  1. まるで「快刀乱麻を断つ」ような働きぶりで、感心!感心!
    でもつらい話もありますな。
    K.A.

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  2. 一日も早く先生が
    入管へ面会に行かなくてもよい日本になりますように。
    それにしても
    入管はなんであんな不便な場所なんでしょうね
    前の十条といい、品川といい。牛久も駅から遠いですね。
    なぜか入管関係者の不祥事はあまり聞かないですね。
    毎日、外国人を疑いながら仕事をすると規律正しくなるのでしょうか?(ちょっとイヤミ?)
    でも去年成田空港の出国審査で息子のパスポートを見ながら「もうすぐ誕生日だね!おめでとう。気をつけて行ってきてね」と声をかけてくれました。
    大嫌いな入管がちょっとだけ好きになりました。

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  3. k.a.さん
    ミンガラ日本語教室の生徒との話は大体明るい話が多いのですが、BRSA関連の話は、社会の底辺の話が多く、辛いこと、うまく解決できないことが多いです。でも喜ぶ顔が見たくて・・・・。(N)

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  4. 戦車ツマさん
    そういえば入管職員の不祥事ってあまり聞かないね。教師とか、警察官に比べれば。法務省管轄だからかな。
    それから「もうじき誕生日だね、おめでとう」といってくれた入管職員、こういう職員が品川入管にたくさんいて欲しいね。(N)

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  5. 私の経験から言うとこの家族みたいに入管に対し裁判、署名活動できるというにはある程度日本で滞在できる基盤を持っている意味がある、経済的、社会的ある程度力がある意味をする。日本で生まれ17歳の子供と5歳の子供を持ち不法滞在で収容されお金も力もなしで帰国したフィリピン人家族を見たことがあるからそういえるのです。新聞とか、テレビとかにそういうニュースを見るたびにそういう活動できる日本社会に対しある程度知識を持っている彼らに対し滞在強化を下してほしいです。

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  6. 匿名さん
    ご意見ありがとうございました。在留特別許可という基準を見直す時期でしょうね。いままで厳しすぎた気がします。例えば7年とか10年とか日本で平和に暮らしてきた外国人家族は資格の有無にかかわらず在留特別許可を出してほしいと思いますが。(N)

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