2009年1月31日土曜日

(265)昨年の難民認定数等発表

(2009年1月31日)
  法務省入国管理局は、昨日「平成20年における難民認定者数等」について発表し各紙夕刊が掲載した。昨年の難民認定申請者数は1599人(うちビルマ人979人、トルコ人156人他)、昨年処理できた数は918人であり、難民と認定されたのは40人(うちビルマ人38人)であった。第一次審査で不認定となり、異議申立てした人は429人(うちビルマ人195人)、昨年処理できた数は351人で、そのうち認定者は17人(うちビルマ人16人)。すなわち難民認定者は40人+17人=57人(うちビルマ人54人)。難民と認定されなかったが人道的な理由を配慮して在留特別許可を受けた人は360人(うちビルマ人328人)。結局日本政府が庇護を与えた外国人は57人+360人=417人(うちビルマ人382人)であった。庇護されたビルマ人が多いということは、喜びというよりその裏にある悲しみのほうが遙かに大きい。

4 件のコメント:

  1. 庇護されたもののビルマが民主国家にならない限り
    祖国へ帰れない身・・・・ワビシイ

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  2. Hello. I also read this article.
    We must continue to pursuit refegee support.
    大川秀史 from Hanoi Vietnam

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  3. nnsさん
    異国で難民とか在特とかでビザがもらえても、やっと一人の人間として認められたに過ぎず、問題はこれからの希望とか夢の実現。
    国が変わらないと希望や夢が達成できないのではあまりにも気の毒、でも頑張って!(N)

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  4. 大川先生
    はるばるベトナムからのメール、有難うございました。これからもよろしくお願いいたします。ところで世界は狭いですね。(N)

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