2009年1月8日木曜日

(242)台北からのメール

(2009年1月8日)
  98年から02年ごろまでミンガラ日本語教室の生徒に、ニーゲ、テイテイという兄弟がいた。弟のニーゲは1級に、兄のテイテイは2級に合格、2人はその後相次いで帰国した。帰国といってもビルマではなく、台湾(台北)である。当時台湾パスポートのビルマ人は結構多くいて、中国国民党とビルマ人の結びつきの強さを感じていた。二人は台北で日本そば屋を開き、ほどほどの売り上げを得ていたが、そのときの奮闘記は、「みんがらネットワーク第20号(2006年1月発行)」に記載されている。彼らの次の野望は中国(北京)進出、しかしここでは食文化の違いなどで9ヶ月で撤退、再度台北で長寿三好庵という日本式そば屋を開き、現在順調に伸びているとのこと。ビルマ人は概して温和である反面、経営者になろうという意欲に欠ける面もある。この兄弟のように事業とか、経営という観点から自分を見直してはいかが。

6 件のコメント:

  1. 戦車ツマです
    ニーゲさんテイテイさん元気なんですね!
    今年はぜひ台北に行って再会したいと思っていたところで先生のブログに登場してうれしいです。
    彼等とは戦車に乗りたい患者さんより前に出会っていたはずなのですよ^^
    兄弟が勤めていた四谷のラーメンが大好きで
    よく通っていたのです(笑)
    お互いに北京語も通じるし不思議な縁です
    よろしくお伝えください

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  2. 戦車ツマさん
    いいネーミングですね。私は四谷の「更屋」
    でしたっけ、行きたいと思っていて結局行けませんでした。戦車ツマさんが彼とラブラブする前に、2人を知っていたなんて・・・・。本当に不思議ですね。(N)

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  3. なかなか頼もしい兄弟ですな。
    常に情熱を持ち続けて頑張って欲しい!
    K.A.

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  4. k.a.さん
    確かにお二人は頼もしいですね。日本語、中国語(台湾語、北京語)、ミャンマー語がペラペラということは、すごいことですね。幸い現在のお店は順調のようなので、台北一の日本そば屋になってほしいです。(N)

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  5. ミャンマー人は起業意欲がないわけではないのですが、在日の彼らを取り巻く環境や状況により、無理だとあきらめているふしがあります。

    もっとも、中国系・台湾系の人のようなガッツやしたたかさにはやや欠ける嫌いがあるとはいえましょう。

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  6. stさん
    母国では起業家が少ないので、自然と起業精神が乏しくなるんですかね。このままだと、世界最貧国からの脱出は難しいですね。(N)

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