2009年1月2日金曜日

(236)頑張っている「平和の翼」

(2008年1月2日)
  ミンガラ日本語教室生徒のA君から分厚い封書が届いた。開けてみると「平和の翼ジャーナル」第4号だ。この雑誌のことは、「(111)羽ばたけ平和の翼」でも取り上げたが、日緬両国語で書かれている数少ない貴重な雑誌であり、しかも内容が実に濃い。まず、根本先生の「政治家」になれない軍人達を読んで私の頭はすっきりした。西日本、及び東日本の収容所を考える会の辻田、田中両会長による両会の活躍ぶりには頭が下がり、かつ、同一誌面に掲載した編集振りに喝采。知人の熊澤氏の「88年世代学生グループ」としての共感も素晴らしい感性。同じく知人の熊切氏の「隠された子供」は時代背景が雄大で、カレン、カチンの難民問題を取り上げている。ウーシュエバの「銃とジャスミン」の紹介文も嬉しい。編集者によるビルマニュースも日本人にとってはありがたい。その他もみな心に響く。羽ばたけ!平和の翼。

4 件のコメント:

  1. 皆さん、それぞれ、熱心に真摯に努力していますな。
    その情熱に乾杯!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    難民はアジア諸国、アフリカ諸国から来ていますが、ビルマ人に対する支援体制はずば抜けており、他の国から羨ましがられています。いろいろ原因は考えられますが、軍事政権から弾圧されている気の毒な国民という印象と、明るく礼儀正しい国民性が影響してると思います。ビルキチ(ビルマ気違い)、ビルメロ(ビルマにメロメロ)という言葉が古くからあります。(N)

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  3. 私も、次号に「ビルマ人農業研修生の悲惨」という記事を書かせていただきました。
    「平和の翼ジャーナル」をみんなで応援しましょう!

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  4. 希土暁宣さん
    「平和の翼」誌は、頑張っていますね。私も次号に投稿しましたので、あるいは一緒に掲載されるかも。楽しみです。(N)

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