2008年5月20日火曜日

(5)新鮮な「たすけあい」の発想

(2008年5月20日)
  私たちの会の名前は「在日ビルマ難民たすけあいの会」という。私はこの名前が大好きだ。特に「たすけあい」という言葉が新鮮だ。今日新聞で「難民を助ける会」というNGOがビルマで活動していることを知った。多くのボランティア団体はこのように「助ける会」であり、「助け合う会」というのは珍しい。このように命名したのは大瀧会長である。会長は、牛久の入管に収容されている難民申請者に対して、週3日、4日と面会活動を続け、彼らを支援して来た経験から、助け合う組織が必要と考え、この会を発足させた。すなわち、支援者だけに頼らずに、難民申請者自らが互助会的な組織を作り、仮放免の保証金や病気などの不慮の事故に対応できるように、皆で力を合わそうというもの。その恩恵は他人だけでなく、参加している自分にも及ぶという発想。この会が益々発展することを望む。

1 件のコメント:

  1. 同感です。

    ビルマ人と日本人が一緒に「たすけあって」会を運営するという点が、まさにこの会の面白いところであり、難しいところでもあります。

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