2008年5月20日火曜日

(3)届け!サイクロン被災者へ

(2008年5月12日)
  歯がゆいということはこのことだ。ビルマ西南部のサイクロン被害者に支援物資を送るため、いろんな団体が寄付金を募っており、大勢のビルマ人、日本人が参加している。しかしそれらは、軍政当局、USDA(軍政側の民衆団体)や、スワンアーシンという民兵組織を通さないとダメという情報がインターネットで流れている。USDAは公称3千万人いるといわれ、隣近所の大多数が政府側の人間といえる。被災地といえどもこの種の人間が目を光らせており、支援の金品を受け取ると、軍に告げ口される恐れもある。僧院には大勢の被災者がいるといわれているが、軍からは被災者を僧院から追い出すよう命令されているらしい。我々も皆さんからたくさんの寄付金を頂いているので、できるだけ被災者に直接渡るような方法を見つけて被災者に届けたい。ビルマ軍政とはまことに恐ろしい体制だ。

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