2008年5月20日火曜日

(2)難民申請者をいじめないで

(2008年5月9日)
  先日、私の知人のビルマ人女性から電話があり、彼女の甥T君が成田に着き、すぐに難民申請したという。私と彼女が慌てて成田空港に行き、搭乗して来たある航空会社の人と会ったところ、ホテル代と警備費を支払え、1日6万1千円+食事代という。何か釈然としないまま内金として5万円だけ支払った。その後いろいろ調べた結果、法律上、上陸許可が出るまでは航空会社の責任であり、入管は無関係。しかし上陸許可後は入管の責任。彼女の甥は3日間上陸許可が出ず、やむなくホテルに宿泊したが、警備費だけで約20万円の請求書が彼女に届いた。難民申請者にはもちろん支払う義務はないが、手持ちの300ドルはすでに取られたという。今までもこのような争いは多くあった筈だが、結局うやむやのままらしい。日本は難民鎖国といわれるが、こんなところでも難民申請者をいじめている。

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