2008年5月27日火曜日

(14)国民投票の数字 いつの日か・・・・

(2008年5月27日)
 今日の新聞によれば、5月10日と24日に行われた新憲法案の是非を問う国民投票の最終結果は92.48%の賛成票を得たと報じている。有権者は約2729万人で、投票率は98.12%。この数字を見ただけでは軍事政権が大勝利を得たことになる。しかし海外のメディアは、自由・公正さを疑問視する声が当初から沸き起こっていた。普通の国であれば、国民に対して「みんなで投票しよう」という呼びかけはするが、ビルマの軍事政権は、奇妙奇天烈「みんなで賛成票を投票しよう」と呼びかけていたという。さらには、もし反対票を投じたら、生活を脅かされると思わせる発言を繰り返していたようだ。このようにビルマ国民にあからさまな圧力をかけていたことは国民が一番知っている。賢明なビルマ国民は、この数字の意味するところを充分理解しているものと思う。そしていつの日か・・・・。

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