2008年5月19日月曜日

(1)避けたい力の分散、矮小化

(2008年5月6日)
  例の聖火リレーのとき、テレビで中国の赤い国旗をたくさん見た。もちろんチベットの旗も。中国の統治に反対するチベット人のデモは、常にこの黄色い旗の下、結構整然と行われていた。世界の人たちは、テレビで始めてチベットの存在、チベット人の叫びを知った筈であり、その成果は大きい。一方、日本にいる軍事政権反対のビルマ人たちには、シンボルとなる旗がない。古い星の図柄や、孔雀の図柄、あるいは各少数民族の旗を個々に打ち振ってはいるが、バラバラな感じ。いま日本には30以上のグループが、真剣に軍事政権反対を訴えているが、あまりにも分散化し過ぎている。一つの旗のもと、力を合わせて大きなグループにまとまらないと、力が分散して矮小化され、軍事政権からは馬鹿にされるだけ。せめて我々のグループは分散化・矮小化を防ぐ方向に進みたいのだが・・・。

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