2012年8月21日火曜日

(1561)ミャンマー経済「中所得」入りも

  昨日の日経電子版、今朝の朝日によれば、アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)は20日、ミャンマー経済に関する報告書を発表し、テインセイン政権による改革が進めば、年7~8%の経済成長が可能で、2030年までに一人当たりの国内総生産(GDP)が、2千~3千ドルに達し、中所得国入りができるとの見通し。報告書は、ガスや石油などの鉱物資源や若年労働者の豊富さに加え、河川を利用した水力発電の可能性に触れ、「ミャンマーは成長に向けた大きな潜在力を有しており、その実現のため、改革の一層の継続と深化が求められている」(グロフ副総裁)と評価。一方医療や教育制度の遅れ、インフラや税制の未整備などの課題を指摘。また改革を遅らせる懸念として、政権内部の対立を挙げている。ADBや世界銀行は、1日にミャンマー事務所を開設。

2 件のコメント:

  1. 今までの国民の苦労を思うと、夢のような話ですね。
    この目標、実現できるでしょうか。
    また、貧富の差が広がらないことを願います。

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  2. stさん
    2015年、総選挙の年が問題ですね。その時、憲法改正案が進んでいれば、そして、ビルマ族対少数民族問題が解決の方向にあれば、目標は達成できるでしょう。(N)

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