2012年8月15日水曜日

(1555)「出入国管理」が入管から

  最近法務省入国管理局から「出入国管理(2012年版)」が発表になった。最初に新しい在留管理制度の説明があり、今後はICチップ入りの「在留カード」を所持することとなる。12年度に入国した外国人の総数は713万人で、韓国、中国、米国、フィリピン、オーストラリアの順。同年、日本に在留する外国人は207万人で日本総人口の1.6%、これを国籍別にみると、中国、韓国・朝鮮、ブラジル、フィリピンの順。同年、退去強制された外国人は合計8千7百人、内訳は不法残留5千5百人、資格外活動5百人、不法入国2千人、不法上陸百人、刑事法令違反6百人。不法残留外国人は、平成5年に29万9千人いたが、平成24年には6.7万人。なお、8月11日の朝日は、在留カードの発行システムに故障が発生していたが、5日からは正常に発行できてるという。

2 件のコメント:

  1. 不法残留外国人が29.9万人から6.7万人に減少できたのは、大きな成果だと思うけど、まだ減らせることはできるのかしら?
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    不法残留外国人に対して、入管に自首すればいろいろな優遇措置がるので、今後も減り続けるでしょう。7月から実施している新「在留カード制度」は、残留者にマイナスになるので、この面からも減らせると思います。(N)

    返信削除