2012年8月14日火曜日

(1554)竹島問題とミャンマー

  韓国の李明博大統領が島根県竹島に上陸、その後ロンドン五輪のサッカー男子の三位決定戦、日本:韓国の試合後に韓国選手が竹島領有を主張するメッセージを掲げる事件があった。最近、海洋における島嶼の占有権問題が、尖閣諸島はじめ各地で火を噴きだした感がある。8月6日の朝日によれば、中国は南シナ海の西沙諸島、中沙諸島、南沙諸島の実効支配を急ピッチで進めており、6月21日には三沙市を設置すると発表、一方米国はベトナムやフィリピンを取り込み、日、韓、豪と中国包囲網の構築を狙っている。中国はカンボジアなどとの経済交流や首脳交流に力を入れ、アセアンに楔を打ち込んでいる。アセアン外相会議ではベトナムやフィリピンによる中国領有化反対の意向が、カンボジアの反対で紛糾。間もなくアセアンの議長国がミャンマーとなる。

2 件のコメント:

  1. 領土問題について国連が機能しない現状では、実効支配は極めて重要ですな。わが国では、竹島、北方4島ともに心配…。
    K.A.

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  2. K.A,さん
    北方領土(ロシア)、竹島(韓国)、尖閣諸島(中国・香港・台湾)と国の数も増えていますね。実効支配は早い者勝ちの状況ですが、遅れた国が取り返すとなると「戦争」になりますね。(N)

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