2014年1月10日金曜日

(2068)タイ・ロヒンギャ民族の「ボート・チルドレンを守れ

  1月7日バンコク発のヒューマン・ライツ・ウオッチ情報。副題は「タイ政府関係者は人身売買業者との共謀をやめ、家族を保護すべき」。ロヒンギャ民族は、ビルマで実質的に国籍を認められていないムスリム系少数民族で、国境越えはいまにも壊れそうな船で行われることが多い。この中には多数の子供が含まれており、保護・養育者のいない子供が多い。タイ南部には「人身売買収容所」が3か所あり、タイ入管は人身売買業者と共謀して、ロヒンギャ民族の身柄を業者側に引き渡している。この業者は彼らをビルマに送還させるか、あるいは人身売買業者に売られている。タイは難民法を制定しておらず、難民として保護することは認めていない。当局はロヒンギャ民族の子供を、家族と共に出入り自由なシェルターで受け入れ、通学の機会を与えることが 不可欠という。

2 件のコメント:

  1. 「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」、なかなか頼もしい…。
    この報道が、政府関係者に届きますように!
    K.A.

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  2. K.A.さん
    人身売買業者ってすごく怖い感じ。そういう組織が公然と存在することも不思議。経済をよくすることが大切なのに、タイでは今強烈なデモが。

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