2008年10月23日木曜日

(165)難民に認定されると

(2008年10月23日)
  ビルマ人難民申請者が何よりも欲しいのが難民の認定、でもなかなか貰えず泣いている人が多い。しかし中には貰えた人も数は少ないがいる。もし法務大臣から「難民認定証明書」が貰えたらどういう利点があるのだろうか? ①難民旅行証明書が貰えるのでビルマを除く外国に旅行できる。 ②難民の資格は「定住」者であるが、次の段階の「永住」者への資格変更が容易である。 このほか難民条約には、住居、公的教育、公的扶助、社会保障などの定めがあり、日本人に与える待遇と同一の待遇を与えるべきと定められている。なお、退去強制の手続きで難民とは認められないが、人道的配慮から特別に在留を許可する「在留特別許可」(通称「在特」)もあるが、この場合は②の特典はない。このように、難民になれば日本人と同様な義務と権利が生じるが、言葉の壁は存在する。申請者はみな日本語を勉強しよう!

2 件のコメント:

  1. 難民の意義がよく分かりました。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    難民に認定されれば皆大喜びで、特に健康保険の面で助かるといってます。しかし生活面では今までと何も変わらず、飲食店で安い給料で働いてる人が多いようです。長い間技能習得の機会がなかったため、また日本語のハンデがあるため、やむをえないことかもしれませんが、なんとなく矛盾を感じますね。(N)

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