2008年10月20日月曜日

(161)サヤガドーボエ

(2008年10月19日)
  今日19日はミンガラ日本語教室のサヤガドーボエ、10時45分から式典が始まった。サヤガドーボエとは、生徒が先生の前でお経を唱えて合掌礼拝し、先生に感謝の意を表すビルマにおける仏教儀式で毎年1回行われる。今日は第7回目で約60余人のビルマ人生徒が正座しており、その前に約10人の日本人の先生方が並び、大きな教室はほぼ満員であった。司会者の発声で生徒達のお経、合掌礼拝が始まり、そのあと各先生から教育的なお話が続いた。私は、感謝の気持ちと笑顔を忘れないようにと話した。心が洗われるような儀式のあとは、雰囲気ががらりと変わって午餐会、生徒達が持ち寄った手作りのビルマ料理が机上にずらりと並び、この机を囲んで談笑が続いた。今日は古い生徒も集りとても懐かしく、シャンカウスエー(シャン州のそば)などを味わいながらいつまでも話が続いた。誠によき日であった。

4 件のコメント:

  1. サヤガドーボエとは、良き習慣ですな。
    我が家でも、ささやかながら、毎朝、神棚・仏壇に挨拶をし、就寝時、感謝の念をこめて合掌、心が洗われる感じです。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    我が家には神棚、仏壇がありません。就寝時の合掌もしたことがありません。ただパソコンのトップ画面の壁紙には、亡き母の遺影を貼り付け、開くとき、閉じるときに「おはよう」「お休み」ととなえています。(N)

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  3. >お母様の遺影
    それはよい習慣ですね!(^^)

    ちなみに私のPCのデスクトップには、美輪明宏様のお姿が♪
    すみません、趣味の話で…

    ともあれ、感謝の念を大事にすること、これはミャンマーの人を大いに見習いたいところです。
    感謝される側になると、硬くなるというわけではなく、気持ちが洗われて、引き締まる気がしますね。

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  4. stさん
    サヤガドーボエで「笑顔」と「感謝の気持ち」をお説教したのですが、考えてみると、この二つはもともとビルマ人生徒からいつの間にか教わり、13年間で私の気持ちそのものになってしまったようですね。感謝、感謝。(N)

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