2013年9月12日木曜日

(1948)目標は「成田」と「羽田」? ミャンマー新空港の不安

  「ナリタとハネダの関係が理想」。ヤンゴン圏で計画される2つの国際空港のすみ分けについて、同国政府から聞かされ、日本の関係者は苦笑する。ヤンゴン市街地から30分で行ける「ヤンゴン国際空港」は現在、国内線と国際線が集中する。2000年ごろ、国際線ターミナルを改築し、明るく近代的になった。現在の旅客処理能力は年270万人だが、昨年は300万人、このため15年までに、能力を年550万人に倍増する計画だが、それ以上は無理。そこで浮上したのが、70キロ離れたハンタワディ空港新設計画。17年に1200万人規模の巨大空港案で、韓国仁川空港連合が交渉権を獲得。しかし、国際線の主力がハンタワディ空港に移ると、アクセスが問題、新設空港には約2時間もかかる。「ナリタとハネダ」を反面教師として、基本デザインを描く 必要がある。

2 件のコメント:

  1. 2時間は問題、短縮する手段はないのかな?

    K.A.

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  2. K.A.さん
    交渉権を韓国グループにとられたのは残念、短縮する手段は、高速道路建設か、高速電車建設でしょう。実現は無理のようです。

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