2013年7月26日金曜日

(1900)ミャンマー改憲議論へ 「スーチー大統領」道開くか

  7月26日の朝日新聞。ミャンマー国会は25日、2008年に制定した現憲法の改正に向けた議論を行う憲法調査委員会を設置した。野党党首スーチー氏の大統領就任を阻んでいる資格要件の改正に向け、動き出す可能性がある。スーチー氏は今年に入って大統領を目指す意欲を繰り返し示しているが、就任には憲法改正が必要。特に配偶者や子が外国人で無いことと定めている点だ。委員会発足は与党USDPの提案によるもので、上下両院の全会一致で承認。これはレッパダウン銅山開発の是非をめぐるスーチー氏の判断が、党や軍の信頼を得た結果といわれている。今回の与党提案はその見返りだ。ただNLDが求める改憲は旧軍政幹部が政府首脳を占める現体制の存続を危うくする。委員会で多数を握る与党や軍が、どこまで改正を許すかは不透明。

2 件のコメント:

  1. 大へん重要で、興味ある課題。
    うまく進んで欲しいけど、そう簡単にはいかないでしょうな。

    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    スーチー氏は2015年の総選挙を意識しており、そのためには、その前に憲法を改正しなければならない。
    そろそろ憲法改正を議題に出す必要があろう。間に合うか?

    返信削除