2013年7月12日金曜日

(1886)読了179冊目:「セアロの道」

  副題は「ガユーナ・セアロ、人の道の教え」素波英彦・西岡一正共著、2007年1月・知玄舎発行、191頁、1600円+税。ガユーナ・セアロはミャンマー仏教の日本人僧侶である。ミャンマーでは高僧のことを「サヤドー」と呼ぶが、日本人には「セアロ」と聞こえ、それがいつの間にか尊敬の意味を含む呼び名となった。セアロはミャンマー僧侶のいでたちで、いつもエンジの僧服を着ているが、宗教という枠を超えて、人の道の真理を説いている。彼は奈良出身で、若いころ料理人の世界に飛び込み一流の料理人として成功、その後、チャイティーオーの岩を見て、悟りの世界へ。目次は、第1章:人生を仕事をやりつくした後に待っていたもの、第2章:「苦」も「楽」も一緒、第3章:人道支援のための正しい人の道、第4章:真我=魂の望みにしたがって治療への道を学ぶ。

2 件のコメント:

  1. ガユーナ・セアロと共著者との関係を含め、なかなか興味のある書物。宗教、哲学に関心のある人向きかな…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    一個人を崇拝するということは、何か裏があるような気がします。まあしばらく静観しましょう。

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