2010年9月17日金曜日

(858)初めて見た シンシア・マウン医師の顔

(2010年9月17日)
  15日の朝日新聞の「ひと」欄で初めてシンシア・マウン医師の顔写真を見た。彼女の名前はビルマ関連では超有名人であり、「もう一人のスーチーさん」とも呼ばれており、私も10年前から名前は聞いていた。しかし恥ずかしいことにシンシアという名前から西欧系の人物かと思ったこともあったが、今回の写真で彼女は典型的なカレン女性(50歳)であることを知った。ビルマ・タイ国境のメータオ・クリニックの代表として、20年間ビルマ難民など貧困者を無料で診てきた。昨年は15万人以上が来院したという。彼女は語る。「軍政主導のビルマ総選挙の結果は皆分かっている、犠牲になるのはいつも貧しい人たちだけ、国民に選挙への期待はない。軍服を脱ぎ、組織の名前を変えても軍政は何も変わらない」と(以上概要)。選挙は11月7日、その前もその後もタイ側にあるこの診療所に来る患者が減ることを望むのだが。

2 件のコメント:

  1. 「もう一人のスーチーさん」がいましたか。
    なかなかの人物のようですな。
    いずれ第3、第4のスーチーさんが現れるのでは?!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    民主化運動で活躍する第2、第3のスーチーさんは、ビルマ国内にはいません。みな捕まってしまいます。シンシア・マウンさんのように国外で活躍するしかありませんね。(N)

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