2010年9月13日月曜日

(854)活気消え漂う緊迫感 メソトの街

(2010年9月13日)
  朝日新聞によると、タイ北西部のビルマとの国境地帯(ビルマ側:ミャワディーの街、タイ側:メソトの街)の閉鎖が異例の1ヵ月半続いており、二つの街は活気が消え緊迫感が漂っているという。今まで短時間なら相互の街に行き来できたが、11月の総選挙を前に少数民族勢力への大規模な掃討作戦の準備と見られている。同紙にはメソトの街の風景写真も掲載されていたが、確かに国境の往来が途絶えていた。両国の交易がストップしたため、ヤンゴンでは日用品が値上がりしている由。もし掃討作戦が実施されれば、ビルマ難民がタイ側に流出して国境地帯の混乱が拡大する恐れがある(以上概要)。在日ビルマ人が難民申請をして特定活動の資格を得た人は、ご家族と会うために双方がこの国境地点まで出向き、涙の再会を果たしている有名な地点だ。今までと同様に平和で両国人で雑踏する街の再現を望む。

2 件のコメント:

  1. 戦争はいけません。でも、相互譲歩による妥結の道も、今更望めないのでしょうな…。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    相互譲歩はありえないと思います。少数民族側が譲歩するしか・・・・。(N)

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