2009年7月10日金曜日

(425)在留特別許可の基準明確化

(2009年7月10日)
  新しい入管法と住民基本台帳法の組み合わせによる新しい在留管理制度が3年以内に導入されるのを受け、森法相は入管法に関連して不法滞在でも特別に在留資格を与える「特別在留許可」のガイドラインを見直すと表明した。このガイドラインは2006年10月に公表されたが、今回さらに追加する。現在国内に13万人もの不法滞在者が暮らしているが、彼らの判断を左右する「積極要素」と消極要素」の具体的内容を追加、指針をより明確化することで不法滞在者の出頭を促す。例えば、◎小、中、高校に通い、10年以上日本で暮らす実子と同居、◎本人や親族が難病で日本での治療が必要、〇自ら出頭して不法滞在を申告、〇日本滞在20年以上になる、△密航、不法入国、△犯罪組織の構成員、×重大犯罪で刑罰を受けたなど。(◎・〇)は積極要素、(×・△)は消極要素。さらに思い切った施策を期待する。

2009年7月9日木曜日

(424)威勢と浪費の「王都」

(2009年7月9日)
  昨日の朝日には大きなスペースで威勢と浪費の「王都」ネピドーを歩くという見出しで、3年半前に遷都したネピドーの様子が掲載されていた。ネピドーは05年に移転開始、06年に正式に首都となり、39省庁が移り役人を中心に約20万人が住んでいる。本年3月にヤンゴンとの間に高速道路が一部開通し、所要時間は10時間から4時間に短縮された。市内の動物園は人影がまばらで平日は入場者が千人ぐらい、隣接するプラネタリウムは170席あるが平日は10人程度。市内は24時間電気が供給されているが、ヤンゴンでは1日6~18時間が停電、国民の平均月収は月100ドルと低く、資源は新首都に注がれ、他地域の窮乏に拍車がかかる。近郊の丘にはシュエダゴンパゴタを模したウパタサンティパゴタが出来上がった。が、大使館をヤンゴンからネピドーに移す国はない。遷都は国民を貧困に追いやってる。

2009年7月8日水曜日

(423)改正入管法が成立

(2009年7月8日)
  今日の朝日夕刊に「改正入管法が成立、在留カード3年以内に」との見出しで、新しい入管法が参議院で可決成立した旨が報じられた。従来の「外国人登録証」を廃止し、新たに「在留カード」を交付するのが主な内容で、日本の在留制度の大きな転換点となる。外登証を持つ外国人は221万人、在留管理を厳格化し、不法滞在者を減らしつつ外国人の利便性も高めるのが改正の狙い。外登証は不法滞在者でも取れたが、今後は適法な滞在者に在留カードを交付し、住民基本台帳にも搭載。住所変更は自治体を通じて法務省も継続管理し、職場や学校に対し受け入れた外国人の情報を国に提供する努力義務も課している。今後は13万人いる不法滞在者の扱いが課題で、新制度の対象外となる。法務省は在留を認めるべき外国人は受け入れる方針で、在留特別許可のガイドラインを見直し自主的な出頭を促す方針。

2009年7月7日火曜日

(422)T君と再会

(2009年7月7日)
  昨日台湾から電話が入った。最初のうちは誰だか分からなかったが、話しているうちにビルマ人のT君だと分かった。あまりにもきれいな日本語なので、つい日本人の顔を思い浮かべたのが失敗だった。彼は12年前の古い生徒で、弟さんと一緒にミンガラ日本語教室に熱心に通っていた。台北や北京で日本そばの店を出しいろいろ苦労したようだが、いまは台北の店が軌道に乗っているという。今回は4日間の短い旅行であり、そばの機械部品の購入の他、かつての職場や友人との挨拶回りなど忙しそうだった。かつての職場とは四谷にある「こうや」という有名なラーメン屋。今日ここでラーメンをご馳走になったが、確かにサーロウンカンバデー(おいしい)。旧知の店員さんからは熱烈歓迎の風情で、驚いたのが5年前のお客との再開風景、彼は誰からも愛されていたようだ。2時間以上彼と思い出話に花を咲かせた。

2009年7月6日月曜日

(421)BRSA中央執行委員会

(2009年7月6日)
  昨日は日曜日、朝アキバの教室に行き、偶然3組のビルマ人ご夫婦と面談した。2人の奥さんは、牛久で1年間面会したときのビルマ人であり、他の一組はご主人が成田、牛久で面会したビルマ人。仮放免の際は3人とも私が保証人となったが、このうち一組のご夫婦は難民と認められ、赤ちゃんも生まれ明るく生活している。残りの2組は、共に最近同棲をはじめたホヤホヤ夫婦であり、一組は住居変更届に私のサインを、他の一組は仮放免延長のサインを貰いに来たのだ。その後、1時過ぎに巣鴨の大瀧邸に行き、BRSAの中央執行委員会に参加した。中央執行委員会は正副会長と事務局長の計6人からなるBRSAの最高の意思決定機関であり、私は顧問の立場で出席している。内容は、前回の執行委員会で話題に上がった3人の事務局長の役割分担、及び執行委員会と中央執行委員会の役割について討論。

2009年7月5日日曜日

(420)国連トップ交渉成果なし

(2009年7月5日)
  今朝の新聞各紙は大きくパン国連事務総長のビルマ訪問の状況を論じていた。朝日は「国連トップ交渉成果なし」「強まる手詰まり感」「軍政 裁判盾に譲歩拒否」「軍政 面会要請を拒否」。読売は「パン国連総長スーチーさんと会えず」「外圧排除 軍政示す」「民主勢力封じ込め」「国連外交手痛い誤算」。産経は「国連外交の限界露呈」「成果なし失望」いずれもパン事務総長にとっては手厳しい論調だ。私も(418)のブログで先走って「成果なし」と書いてみたが、予想が当たってしまい実はビックリしている。「成果なし」と書いてはみたものの内心予想が外れてくれるよう祈っていた。スーチーさん始め2100人の政治囚が全員解放され渋谷で提灯行列をした夢もみていたのに。東京のNLDはじめ世界各国がパン総長の活躍を期待していただけに実に無念な結果だ。問題は10日から始まるスーチー氏の裁判の内容に移った。

2009年7月4日土曜日

(419)ビルマ今週のニュース(26)

(2009年7月4日)
  BURMAINFOからのニュース26号を抜粋。 ★バン国連事務総長は3日ビルマに到着、4日まで滞在して軍政幹部や国民民主連盟などと会談する予定、スーチー氏との面会は実現するか不明。 東京での中曽根外相との記者会見では「できるだけ強い形でタンシュエ議長に伝えたい」と述べた。 ★ミサイル部品や核関連物資を積載した疑いがあり、米海軍が追跡していた北朝鮮貨物船カンナム号は当初ビルマ方面に向かっていたが、ベトナム沖で進路を変え北朝鮮の方向に戻りだした。 ★神奈川県警はミサイル開発に転用可能な磁気測定装置をビルマに不正輸出しようとしたとして東京の貿易会社社長ら3人を逮捕した。 ★スーチー氏の裁判で特別法廷が認めなかった氏の証人候補3人のうち2人は最高裁も認めなかった。弁護人は「検察側は14人も認めたのにスーチー氏側は2人しか認めないのは不公平」。