2017年3月8日水曜日

(3227)ミャンマー軍政が「成功」したこと @ネピドー①

 3月7日の朝日・特派員レポートより。記者(五十嵐誠)は、何回も単独会見を申し込んできたシュエマン氏(69)とやっと会えた。同氏は軍政時代から現在まで、ミャンマー政権の内幕を知り得る立場に居続けていたからだ。同氏はスーチー政権誕生に至る節目で無視できない存在だった。2004年には軍政内でトップのタンシュエ議長、マウンエー副議長に次ぐ序列3位であった。(テインセイン大統領は4位)。タンシュエ氏の最有力後継候補とみなされたが、テインセイン氏と対立を深めた。一方スーチー氏とは連携を強め、共に憲法改正を国会審議の議題に乗せた。15年8月には党首の座を追い落とされ、11月の総選挙でも落選。政治生命は断たれたと思われたが、スーチー氏により、国会の諮問機関委員長に迎えられた。タンシュエ氏の右腕からスーチー氏の盟友へ。なぜか?

2 件のコメント:

  1. これは面白い。シュエマン氏(69歳)に要注目…。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    シュエマン氏は、セインテイン氏との競争に負けたので、今後はあまり期待できないのでは。

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