2013年8月30日金曜日

(1935)隣国に向かう若者(サムイ島)

  8月30日の朝日(特派員メモ)より。休暇で訪れたタイ南部サムイ島のホテルで丸文字の張り紙を見つけた。「出入りの際は扉を閉めてください」・・・・。タイで働くミャンマー人は250万人とも言われる。首都バンコクなどで出くわすこともあるが、タイ湾に浮かぶリゾートにもいるのかと少し驚いた。レストランで若いスタッフに聞いてみた。彼は18歳でミャンマー南部のモン州から2か月前に来たばかりだという。「ホテルにはミャンマー人が50人ぐらいいる。ここでの仕事は楽しいよ」。ミャンマーで経済が活気づき始めた昨年、「タイ経済を底辺で支えるミャンマー人労働者が帰国し、急減するのでは」との「心配」が聞かれたが、事態はそう動いていない。ヤンゴンでは、不動産高騰に沸くが、地方は貧しいまま。仕事を求めて隣国を目指す若者たちに、しばし思いをはせた。

2 件のコメント:

  1. 若者は逞しい…。未来に希望を持って頑張りましょう!

    K.A.

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  2. K.A.さん
    「地方は貧しいまま」という言葉を最近よく耳にします。ミャンマーの経済再建は、まだ大都市だけで、地方までは届いていない感じです。

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