2012年11月18日日曜日

(1650)東日本入国管理センターで前向きな前進

  アムネスティ・インターナショナル日本からの情報。東日本入国管理センター(通称牛久入管)に入った被収容者は、収容所に入ってすぐ健康診断を受けるが、2012年11月14日以降は、その健康診断の項目に、血液検査と尿検査が加わる。さらに、長期収容者に対しても、前回の検査から1年経過した者に対しては、血液検査と尿検査が行われるようになった。被収容者たちは、運動できる時間が制限されており、狭い空間の中で、1日を過ごさねばならない。その結果、筋肉の委縮を招き、腰痛の悪化、ストレスの増大などさまざまな身体の不調につながっている。二つの検査が導入されることによって、より的確に被収容者の病状を把握し、悪化する前に処置できるようになる(以上)。私も2007年に1年間牛久入管を毎週訪問したが今回の決定は一歩前進だ。

2 件のコメント:

  1. なるほど、一歩前進ですな。
    さらに一歩、前進してほしい…。
    K.A.

    返信削除
  2. K.A.さん
    一歩前進ですが、小さな一歩に過ぎません。拘留期間は6か月以内に制限するとか、就労を認めるとか、もっとやるべきことがあります。(N)

    返信削除