2008年12月28日日曜日

(231)望郷のミャンマー

(2008年12月28日)
  私が勤めていたライオン時代の友人S氏から「日経マガジン」という雑誌のコピーが送られてきた。「望郷のミャンマー」というタイトルの2頁の記事である。日本で暮らすアジアの隣人は今や珍しくなく、就労、就学・・・・と目的や事情はさまざま。しかしビルマ人の中には帰るに帰れない人たちがいる。日本にはいま7千人のビルマ人が住んでいるといわれるが、その2割が88年のクーデター以降迫害を受けるなどの理由で日本に逃れてきた人たちである。祖国が民主化されれば帰りたいと念じつつ、すでに20年経過した人もいる。この記事には何人かのビルマ人を登場させて彼らの苦悩を紹介している。私はこのブログで何回も「難民」を取り上げてきたが、他国に比べ圧倒的にビルマ人の難民が多い。難民というのは、愛する家族中には幼子とも離別することであり、何としても手助けしてあげたい。幸せであってほしい。

2 件のコメント:

  1. 本当に、ビルマ難民の方々はお気の毒ですな。一刻も早く、朗報が訪れるように!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    ビルマ人は確かに気の毒な国民です。軍事政権前は、東南アジアでタイ国より栄えていた国なのに、為政者の失政でいまの状態に。日本人だったらどうしますかねえ。(N)

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