2008年12月6日土曜日

(209)この寒空に 生きられるのか

(2008年12月6日)
  この一両日、RHQ(アジア福祉教育財団難民事業本部)からの難民申請中の困窮者への生活費支給がストップする事態が勃発し、この問題でBRSA(在日ビルマ難民たすけあいの会)は共同通信社の取材を受け、熊切副会長が対応した。それほど大きな問題なのだ。我々は難民困窮者に対して一時的に救済の手を差し伸べ、さらに必要ならばRHQなどに引き継いでもらうことにしていた。RHQでは一人当たり8万5千円の生活費、住居費を4ヶ月間支給していたのだが、肝心のRHQが受給予定者数を読み違え、7800万円あった予算を使い切ってしまったのだ。明確な受給者数は分からないが、05年に138人だったのが、08年はすでに230人程度に急増したという。しかし単に数字の読み違いではすまされない深刻な問題なのだ。この寒空に難民申請中のビルマ人困窮者はどうやって生きていけばよいのか。

4 件のコメント:

  1. 本当に深刻な事態ですな。
    でも、昔から「窮すれば通ず」といわれるように、ここは、関係する人々の叡智を期待!
    K.A.

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  2. k.a.さん
    RHQに電話したところ、本日から全面的に再開するとのこと、このため新規申し込みも受け付ける由。とりあえずホッとしました。ただ来年以降の外務省の方針はまだ明確ではないが、RHQとしては続行するつもりとのこと。(N)

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  3. 取りあえず、よかったですな。
    来年も続きますように!
    K.A.

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  4. k.a.さん
    各省庁の外郭団体に対する庶民の目が厳しくなって、何とか事業団なんか潰した方がいいよと思います。が、RHQだけには金を出してもらいたいと思うことは、いいことなのか、悪いことなのか、と、ふと考えることがあります。(N)

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