2013年10月12日土曜日

(1978)「全土停戦11月にも」 テインセイン大統領単独会見

  10月12日の朝日1面から。テインセイン大統領は、外遊先のブルネイで朝日との単独会見に応じた。民主化に向けた最重要課題の一つである少数民族との和解について、11月にも全武装勢力との停戦協定に署名できるという見通しだ。多民族国家のミャンマーでは、1948年の独立直後から、多数派のビルマ族が中心の中央集権体制に反発し、少数民族が自治などを求めて闘ってきた。カレン民族同盟(KNU)が最初に蜂起、60年代まではカチンやシャンなどの少数民族組織も武装闘争を始めた。テインセイン政権はこの2年間で17武装組織のうち14組織と個別に停戦合意、しかしカチン独立機構(KIO)とは合意していない。各武装勢力との停戦交渉には、日本政府も関与、今年2月 笹川陽平・日本財団会長を政府代表に任命し交渉の進展を後押ししている。

2 件のコメント:

  1. 「全土停戦」、是非とも実現してほしい…。
    テインセイン大統領には、期待できそう。

    K.A.

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  2. K.A.さん
    今日の新聞もシャン州での爆発事件を報じていましたね。各少数民族の停戦の条件として、「ビルマ族並みの処遇」という項目が入っていたら無理と思いますが。

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