2013年10月11日金曜日

(1977)アセアン 来年の議長国ミャンマーに

  10月11日の朝日から。ブルネイで10日開かれた東アジアサミットで、中国は安保の面で新しいアジア・太平洋戦略を鮮明にした。背景にはインフラ整備などで、関係を深めていたミャンマーの軍事政権が、民主化へと舵を切った途端、中国依存からの脱却を図ろうとしたショックがある。なお、アセアンの議長国は、ブルネイから来年のミャンマーに引き継がれた。テインセイン大統領は、自らが掲げる「国民和解」をめぐり、年内に一定の成果を出すと断言している。すべての少数民族武装勢力と「全国的停戦協定」を実現したい意向で、まだ正式な停戦合意に至っていないカチン独立機構(KIO)とは10日まで協議。また政治犯は8日に56人を釈放した。大統領が「年内」にこだわるのは、各国の要人らがミャンマーを訪問するまでに改革の成果をアピールしたいため。

2 件のコメント:

  1. 56人釈放ということで、政治犯問題は概ね終了なのかな?

    K.A.

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  2. K.A.さん
    政治犯が何人いるのか、政府側と、民主化グループ側に一致した見解がないまま推移してるみたい。政治犯釈放問題はこれからも続くでしょう。

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