2009年5月29日金曜日

(383)EUの解放要求に軍政拒否

(2009年5月29日)
  今朝もスーチーさんの記事が目に飛び込む。米国籍男性がスーチー氏宅に侵入した旨を報じたのが5月8日、その数日後からほぼ毎日のようにスーチー氏の名前が紙上に見られるようになった。私のスクラップもどんどん厚くなっている。今日は二つの記事があり、一つはスーチー氏の裁判は6月1日に最終弁論というもの、もう一つが表題にある記事だ。ブノンベンで開かれているアセアンとEUの外相会議で、EU側が「両地域の関係において人権問題は必要不可欠」、「スーチー氏の解放なしに民主化はありえない」と主張、これに対しビルマのマウンミン外務副大臣は「違法行為を取り締まる純粋な司法措置で、政治的背景はなく、政府は無関係だ」と主張した。私は今回の米国籍男性の軽挙妄動を非難する立場だが、もし世界社会を動かすきっかけになるのなら是としよう。しかし、このような考え方は無意味であろう。

2 件のコメント:

  1. 誠に残念なことですな。
    スーチーさんが、健康を損なわないよう、
    お祈り致します。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    スーチーさんは自宅軟禁から、刑務所での禁固刑となる可能性が高く、そうなると健康が心配ですね。その後海外旅行のホテル住まい、快調でしょうね。(N)

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