2009年5月3日日曜日

(357)今週のビルマのニュース⑰

(2009年5月3日)
  BURMAINFOからのニュース(17号)抜粋 ★ビルマのNLDは4月28-29日に党本部で各支部代表らを集めて特別会議を開催、その後の声明で、軍政が全政治囚を釈放、08年憲法中の「民主的原則にそぐわない条文」の改定、国際選挙監視団の受け入れなどの条件を満たせば2010年総選挙に参加すると述べた。また「選挙は民主主義への過程で通らなければならない重大な行事」としている。 ★14万人の犠牲者を出したナルギスの襲来から1年経過、WFPによれば現在も13万人がビニールシート下で生活、35万人が食糧の支給を受けており、飲料水は25万人が支給を必要。 ★政治囚支援協会ではサイクロン被災者支援を行って2年~35年の刑を受けたボランティア21人が現在も収容中。 ★外務省国際協力局は21年度の重点方針を発表、ビルマについては「前向きな動きがあれば支援」と記述。

2 件のコメント:

  1. さすがBURMAINFO!
    ビルマの国内情勢が、簡潔な表現でよく分かります。
    それにしてもボランティア活動で、~35年の刑とは、全くひどい話しですな。
    K.A.

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  2. k.a.さん
    確かにボランティア活動(被災者支援)をしたがために35年の刑とは、民主国家では考えられないですよね。日本ではたぶん表彰されますね。軍事政権の暗い部分がはっきり見えます。(N)

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