2013年6月20日木曜日

(1864)難民保護法検討のための論点整理

  6月20日、特定非営利活動法人「なんみんフォーラム(FRJ)」が標記の発表を行った。この組織は、全国難民弁護団連絡会議を含む国内で難民支援をするNGO14団体のネットワーク組織である。これまでは、難民法が入管法に組み込まれていることからも、難民保護の議論は法務省に関係したものになりがちだったが、包括的な難民保護のためには、外務省、厚労省、総務省や内閣府などの様々な省庁、更には市民社会を無視しては実現しえない。以下に掲げる5ポイントの論点整理が、今後の包括的な難民保護制度づくりのための議論のたたき台と考えられる。①難民認定制度の改善(10項目)、②庇護希望者の法的地位の保障(2項目)、③庇護希望者の生活保障(3項目)、④難民の社会統合(4項目)、⑤公平な保護施策(3項目)。http://www.frj.or.jp/

2 件のコメント:

  1. FRJとは、重要な組織ですな。
    これらの論点が、実際に生かされますように…。
    K.A.

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  2. K.A,さん
    FRJを構成する各団体は、いずれもしっかりした団体であり、今後の活躍が期待されます。
    日本政府は、難民をどちらかというと阻害しており、帰国を薦めています。いわゆる「右傾化」です。
    ぜひ「難民保護庁」的な発想が必要です。

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