2017年3月7日火曜日

(3226)武装集団が攻撃 市民ら30人死亡 ミャンマー

 3月7日の朝日新聞より。ミャンマー北東部シャン州の中国国境の町ラオカイで6日、武装集団が警察署やホテルなどに攻撃を仕掛け、政府によると、市民や警官を含む少なくとも30人が死亡した。政府は、攻撃を少数民族コーカンなどの武装勢力によるものと見ている。スーチー国家顧問が取り組む和平協議に影響を与えそうだ。政府の声明によると、同日未明、警官の制服に身を包んだ武装集団約30人が警察署を攻撃。戦闘は市内各地に広がり、郊外の軍駐屯地も攻撃を受けたという。ラオカイがあるコーカン地区では2015年2月にも大規模な戦闘が起き、政府軍に多数の戦死者が出ている(以上)。2015年の戦闘ではミャンマー民族民主同盟軍(コーカン族武装勢力)が政府軍に奇襲をかけ、結局政府軍によって「制圧」された。この種の争いは数十年続き今後も続きそうだ。

2 件のコメント:

  1. 嘆かわしい状態。静観も止むを得ないのかな。
    K.A.

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  2. K.A.さん
    この地区は中国との関係の深い地区であり、バックに中国政商が関与しているようだ。制圧は難しいのでは。

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